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京都新聞1993年4月27日
スリランカの教育里子代表、教育里親と対面し市民と交流
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----- 以下掲載記事全文
≪教育里親と体面、市民と親善交流≫
−援助受けるスリランカの生徒代表−
東京の民間団体がしている『教育里親制度』から
教育援助を受けているスリランカの生徒の代表団が、
30日から京都を訪問する。
里親らと対面し交流するほか、親善を兼ねて
市民に民族舞踊を披露する。
『教育里親制度』はスリランカの子どもたちの教育支援を目的に、
C.P.I.教育文化交流推進委員会《本部・三鷹市、小西菊文代表》
が1987年から続けている。
会員が特定の子どもの里親になって年間ひと口36,000円を拠出、
委員会を通じて現地の子どもたちに学用品などを贈っている。
全国に約2,400人の里親がいる。
来日する生徒は、14歳から20歳の男女13人で、
現地の学制の10年生から13年生。
学校の芸術科目で民族舞踊を選考しているほか、
課外活動で日本語を学んでいる。
今回は、援助をしてくれている里親に会ってもらい、
併せて市民交流を図ろうと委員会が招いた。
25日に日本につき、5月8日までの間に京都のほか、
福岡、大阪、兵庫、奈良を廻る。
京都には4日間滞在する。
1日午前11時から京都市左京区の鞍馬寺で、
里親に登録している京都の人々と対面、
キャンディーダンスと呼ばれるスリランカの王朝舞踊を
同寺本殿で披露する。
2日午後1時から京都市上京区の織成館(おりなすかん)でも公演。
同委員会の小西代表は、「生徒たちは日本の人々に会えるのを、
とても楽しみにしている。これを機会に両国の交流が広がり、
教育里親制度に関心を持ってくれる人が増えれば」と話している。